釣りに行けてない最近、昨日は三河湾内でシーカヤックに乗ってパドリング練習していましたが、時間さえあればリールのメンテナンスに明け暮れております。
いつも使っているスピニング5台。
やっと最後の1つの洗浄まで終わりました。
注:分解と組み上げに自信のない方は、メーカーのオーバーホールをお勧めします。
自分でできるようになるまで、2台ほどダメにしました(笑)
昔使っていた安いリールでしたが。
オーバーホールに出している期間、リールが使えないのが嫌なのと、貧乏学生時代から自分でバラしていたことから、最近はパーツ破損してない限り、自力メンテです。
自分でメンテする都合、メーカーが変わると構造が違いそうで、使っているのはシマノのスピニングのみです。
毎年釣り頻度の減るこの時期に自分でバラすんですが、今年は新兵器を投入!
メガネやアクセサリーの洗浄に使う超音波洗浄機です。
(ほんとに超音波なのかは疑問ですが・・・)
わざわざ水洗いする理由、カヤックで使っていると結構水没します(汗)
水没でベアリング(写真下)やストッパー部分(写真上)に入った海水が結晶化して塩噛みするとリールの回転が悪くなるので、一度ちゃんと塩抜きしてみようという試みです。
逆転防止のストッパー部分、開けてみたらやっぱり塩の結晶できてました。
写真のフタ(左側の丸いやつ)の表面の小さな白い長方形の塊です。
このストッパー、グリス注油厳禁です!昔やらかしました(笑)
ストッパー効かなくなってリールのハンドルが逆転します。
ベアリングも、内部に塩が入っていたため、指で回してみると回転がゴリゴリ・・・
このへんの塩が入りそうなパーツを、まずSPIN等のパーツクリーナーでオイル分を除去し、長めの時間水洗浄します。
(油を除去しないと、水で塩が抜けない)
その後、ドライヤーでしっかり乾燥。熱でベアリング内部の水をしっかり除去するイメージ。
オイルを注油して再度組み立てれば、リールの回転がしっかり戻ります。
ついでに、他に役に立ちそうなことは・・・
ローターを止めているナット、機種によって逆ネジの場合があります。
表示があるリールもありますが、表示してなければ、順・逆両方向に回してみることに。
ラインローラーなど、パーツの向きや順番を間違えそうな箇所は、分解しながら順番に並べてデジカメで撮っておくと組み立て時に迷わない。
リール購入時の分解図もありますが、絵よりわかりやすいです。
こんなとこでしょうか。
最後に、せっかく分解したので、本体の中の古いグリスを取り除いてパーツクリーナーできれいにして、新しいグリスに入れ替えです。
黄色や黒くなっているのが劣化したグリス、白いのが劣化してないグリスです。
ここまで書いておいて、読まれた方が分解して組み立てられなくても責任は持てません。
そこは申し訳ありません。
これからカヤックフィッシングもシーズンイン!
リールのトラブルでオーバーホールに出している時間がもったいない時には、自分でメンテナンスするのも手っ取り早いかと。